【子供のお受験】マンション経営数千万円の主夫です。
こんにちは。
そろそろ小学校入学が迫ってきてます。
周りにはお受験するお子様が多数います。
多数といっても感覚なのですが、
同じ園の仲良しのお友達や公園でよく遊ぶお友達の4割程度ですかね。
我が家はお受験には反対なので、
家から1番近い小学校に入学する予定です。
何故お受験反対なのか。
実は、
僕は最初お受験させようと思っていました。
志望校は同志社です。
僕の地元である京都の初等部から大学まである私立です。
京都人は京都神話を信じ混んでいる人が沢山いるので、
同志社出身というバックボーンは大きなステータスだという考えになる傾向があるように感じます。
※私の生い立ちや京都神話については次回。
結婚前から東京に住んでいた我が家ですが、
僕も妻も一生涯同じ場所にいるというつもりはなく、
状況に合わせて1番適した場所に移動すれば良いという考えでした。
僕の事で言えば、
いずれ京都に戻らなければという意識はありました。
僕は長男で親から継ぐものもあるので。
妻は外国人で、
小、中、高、大学それぞれ違う国で学びました。
しかも母国には中学2年生までで、
中学3年生から海外に留学した様です。
1人で。
逞しく育つわけです。
話を戻します。
そんな妻から比べれば僕も京都神話の中で生きていたのです。
『初等部から同志社に入学出来れば楽に生きれそう』
という考えに至りました。
京都には僕と子供との2人で帰省して、
東京で働いている妻には毎日Skypeをして会うのは1か月に数回程度でいいんじゃないかなと思いました。
マレーシアのマルボロに通ってる御家庭の中には、
お母様とお子様の2人で親子留学をして、
旦那様が日本で働いてお金を仕送りするという話も聞きます。
それに猛反対したのが妻です。
親元を離れるのは一切問題ないけれども、
お受験そのものに反対だというのです。
インターナショナルスクールも考えているという僕の意見にも反対しました。
最初は何故だろうと思いましたが、
妻から話を聞き、僕の父親からのアドバイス等も参考にして熟考した結果納得しました。
まあ義務教育もありますし、
出来れば大学で勉強してもらいたいという僕の考えはありつつも、
極論、学校さえも行かなくても良いのではないかというハッとさせられたような気持ちになりました。
さて、
①妻とどんな話をしたのか
②父からどんなアドバイスをされたのか
上記2点について。
①妻とどんな話をしたのか
受験をさせようと思っている僕自身には、
大学を途中で辞めたというコンプレックスがあります。
そして日本語しか話せないというコンプレックスもあります。
逆に妻は
3か国語以上操り、
自分の生きてきた人生に満足している。
満足出来る学歴を持っている
ではなく、自分の生きてきた人生に満足しているのであって学歴に満足している訳ではない。
との事。
以前投稿した【妻の話】の中で、
『妻の職場にはハーバード大や東大出身者が沢山いる』
と記しましたが、その方達も受験するのは意志であり、無理して導くのは無様だという考え方が多いとの事です。
子供本人が望んでもない受験を親が必死になるのは滑稽に映るのでしょう。
僕は大学は志望大学に入学したものの人間関係で悩むようになり自主退学しました。
その後服飾専門学校に入学し直しましたが、全く関係のない不動産が生業になっています。
そのコンプレックスを子供に解消してもらおうという考えになっていたと自覚出来ます。
英語も然り。
妻は母国語で子供と話しています。
英語ではありません。
僕は英語にも憧れがあったので、妻に英語も教えて欲しいと希望した事があります。
それに対して、
『教えません。
この子本人が望むなら英語で会話します。
教えたいのならあなたが英語を話せるようになってあなたが教えて下さい。』
、、、、僕の完敗です。
お気づきかと思いますが、
僕と妻では何が違うかって
自分で意志を以って行動し道を切り開いてきたかどうか。
ここが明らかに僕にはありません。
妻は外国人で年齢は5個下です。
僕はいずれ家系を継いで生きれればそれで満足という、
なんとも情けない考え方だと気付きました。
②父からどんなアドバイスをされたのか
僕の父は高学歴です。
東大理系出身です。
医者ではないので理3ではないですね、理1か理2です。
近所の公立小中~同志社高校~東大。英語が話せます。
同志社行く人はそれで満足して東大目指そうなんて思わないのに、
同志社で飛び抜けて成績が良く親に勧められたそうです。
因みに母、
公立小~同志社中~大学。元英語教員ですが英語は話せず、韓国語が話せます。
母からはよく勉強した方が良いと言われました。
あ、
僕自身小学校受験させられました。
行ってないので見事に落ちたんでしょうw
母にとっては同志社って頭が良いとは言えないらしく、学歴に不満があるようです。
男性のタイプは父の様な頭の良い人、頭の良さそうな顔の人だそうです。
思い出すと
母自作のドリルなども解かされていました。
父からは一度として勉強しろといった類の言葉は言われた事がありません。
本当にありません。
この記事を入力しながら思い出してますが、一切ないです。ゼロ。
その代わり
『好きな事を見つけろ』
これはよく聞きました。
父は東大を出た事は何も意識しておらず、東大で学んだことはとても楽しかった。
でも社会に出てサラリーマンが向いてなかったのでしょう40代で脱サラしました。
お金はサラリーマン時代に比べるとなくなりましたが、
今では好きな仕事を見つけて楽しく暮らしています。
⇒電気関係で職場の方々には東大でころか大学にも行ってないと詐称しているとの事。
聞けば高卒後から働いている職人の方が多くいるからだそうです。
その父に小学校受験について聞いてみました。
『勉強なんかせんでええ。元気いっぱい遊ばせてやれ。健康大事。』
もうなんか笑っちゃいました。
親父は変わり者で近所でも有名だと思いますが本人はとても幸せそうなんです。
妻もそう、
変わり者ですが本人は幸せそう。
当たり前ですが、
僕は自分の子供には幸せになってほしいと思ってます。
お受験組の方もきっとそうでしょう。
教育熱心になるのは子供の幸せを願ってだと思います。
僕も子供の幸せを願い受験させようとしていました。
でもそれは僕自身の幸せだったのです。
むしろ子供には親を捨てる覚悟で生きて行ってほしいと願っています。
お受験組の方。
親自身の学歴コンプレックスを子供で解消させてしまっていないでしょうか?
お子様の現状を受け入れるというのは、
美しくもあり難しくもありますよね。
一番多いのは、
『馬鹿だったらどうしよう。』
ではないでしょうか。
いいじゃないですか。
理想のお子様は頭が良いでしょうか。
理想ってなんでしょう。
今のお子様は、理想のお子様像から引き算される存在になっていないでしょうか。
引き算から導かれる差で、
お子様を苦しめてはいないでしょか。
苦しんでいる子供が1人でも救われたなら、
そう切に願います。